外為市況=円相場は、112円台後半

2018/09/25 6:00:00

 週明け24日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台後半。
 トランプ米政権は24日、中国による知的財産権侵害を理由とした制裁関税の第3弾を発動。中国政府も報復関税を発動した。トランプ氏は第4弾で全輸入品に制裁を科すと警告しており、米中貿易摩擦への警戒感から欧米株が下落したため、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となり、一時1ドル=112円台半ばで推移した。しかし、明日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが決まるとの見方がドルの下値を支え、取引終盤には112円台後半に水準を戻した。
 ユーロは確り。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は24日、ユーロ圏の基調的なインフレ加速ペースについて「かなり力強い」と指摘。また、賃金上昇が加速し続けるとの見方を示した。これを受けて、一時1ユーロ=1.18ドル台までユーロ高が進んだものの、次第にドル買いが優勢となり、取引終盤は1.17ドル台半ばで推移した。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ