外為市況=円は114円近辺でもみ合い

2018/10/02 6:00:00

 週明け1日の外国為替市場の円相場は、1ドル=114円近辺。
 米国とカナダによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の妥結を受けて投資家の過度なリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨とされる円がドルなどに対し売られたことから、東京時間帯では一時、昨年11月以来の円安・ドル高水準となる1ドル=114円05銭まで円売り・ドル買いが進行。その後は円の売り過剰感が高まる中、トランプ米大統領が中国との通商協議は時期尚早と発言したことで貿易摩擦への懸念が意識されて円の買い戻しが入った一方、米株価の大幅高や総じて良好な米経済指標を受けた円の売りも見受けられるなど、円は売り買いが交錯して膠着状態。概ね同114円近辺でもみ合い推移となった。

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