外為市況=良好な米経済指標などを受けて円安進行

2018/10/04 6:00:00

 3日の外国為替市場の円相場は、1ドル=114円台半ば。
 イタリアのサボナ欧州問題担当相が本日、同国は債務不履行(デフォルト)に陥ることはないと述べたほか、ユーロ圏にとどまることは連立政権が掲げる「主要な政策の1つ」であると主張。また、コンテ首相が財政赤字の削減に向けた中期的な取り組みを加速させる方針であると明らかにし、これらを受けて過度なイタリアの財政不安やユーロ離脱に対する懸念が後退。投資家がリスク回避姿勢を弱めたことで相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して売られやすくなったほか、本日発表された主要な米経済指標が総じて良好となり、早期の米追加利上げに対する警戒感が強まったことも円売り・ドル買い材料視され、1ドル=114円台半ばまで円安・ドル高が進行した。

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