外為市況=調整的な円買い・ドル売りが先行

2018/10/05 6:00:00

 4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台後半。
 良好な米経済指標などを受けて円がドルなどに対して売られやすくなった前日の流れを引き継ぎ、一時は1ドル=114円台半ばまで円安・ドル高に振れる場面もあった。しかしその後は、円の売り過剰感が高まったことなどから調整的な円買い・ドル売りが入ったほか、NYダウ平均が大幅反落となったことを受けて投資家がリスク回避姿勢を強め、これが相対的に安全な通貨とされる円の買い戻しをさらに誘ったため、同113円台後半まで円高・ドル安が進行する展開となった。ただ、市場からは「明日発表の9月米雇用統計で前日の民間雇用指標と同様に強い内容が確認されれば、再び円売り・ドル買いの流れとなる可能性がある」との声も聞かれた。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ