外為市況=米雇用統計を受けて円は売り買い交錯

2018/10/06 6:00:00

 週末5日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台後半。
 市場の注目を集めていた9月米雇用統計は、失業率が約49年ぶり低水準へと改善。このため、統計発表直後は円売り・ドル買いが進んで1ドル=114円台前半まで円安・ドル高に振れたが、一方で景気動向を反映するとされる非農業部門就業者数が予想を大幅に下回る増加幅にとどまったため、円売り・ドル買いの流れは一時的なものにとどまり、全般的に円は売り買いが交錯する格好。概ね1ドル=113円台後半でもみ合う値動きとなった。市場関係者は「米雇用統計は平均時給が予想通りでもあったため、全般的に凡庸な内容。就業者数の伸び鈍化についてもハリケーンの影響との見方が優勢であったためか、積極的な円買いにつながらなかったようだ」と指摘した。

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