外為市況=円相場は、113円絡み

2018/10/10 6:00:00

 9日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円付近。
 米国の10年債利回りが7年5カ月ぶりの水準に上昇したことを手掛かりにドル買い・円売りが優勢となり、一時1ドル=113円30銭台まで円安・ドル高に振れる展開。しかしその後は、米金利の上昇が一服したほか、トランプ米大統領が中国に対し、報復措置に動けば新たに追加関税を課すと改めて警告したことで、米中貿易摩擦への懸念が再燃。また、ヘイリー米国連大使の辞任が報じられたため、次第にドル売りが優勢となり、取引中盤以降は113円を挟んでもみ合い推移となった。
 ユーロはもみ合い。イタリアの財政問題を嫌気してユーロ売りが優勢となり、一時1ユーロ=1.14ドル台前半までユーロ安・ドル高に振れた。しかしその後、米国のヘイリー国連大使辞任の報を受けたドル売りに1.15ドル付近まで水準を戻した。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ