外為市況=米株価急落を眺め、円相場は112円台半ば

2018/10/11 6:00:00

 10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台半ば。
 欧州取引では米国の長期金利の上昇を眺めたドル買いに、1ドル=113円20銭台で推移した。本日発表された9月の米卸売物価指数(PPI)・同コア指数は市場予想と一致したことで、NY取引序盤は決め手材料に欠け同水準でもみ合ったが、次第にドル売りが優勢の展開。NYダウ平均の下げ幅拡大に連れる格好でドル売りが加速し、112円台半ばまで円高・ドル安に振れる格好となった。市場筋は「長期金利の高止まりが企業業績を圧迫するとの見方が浮上。米中貿易摩擦への警戒感が再燃していることに加え、米小売大手シアーズが米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請する見通しであると報じられたことが株価の急落を招いたようだ」と指摘した。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ