外為市況=トランプ米大統領発言で、一時111円台後半

2018/10/12 6:00:00

 11日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円絡み。
 前日の米株価急落に端を発した世界的な株安を受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まったため、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢の展開。アジア取引時間帯には一時1ドル=111円台後半まで円高・ドル安に振れた。その後は実需筋のドル買いが入り、112円台でもみ合う展開。本日発表された9月の米消費者物価指数(CPI)・同コア指数が下振れとなり、米株価は本日も下落。また、トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ姿勢を改めて批判し、利上げを背景としたドル高が、米企業の競争力を弱めると述べたため、取引終盤に一時111円80銭台で推移する場面がみられたが、商い一巡後は112円台付近に水準を戻してもみ合った。

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