東京外為市況=株高や米金利上昇を受け、112円近辺

2018/10/16 16:05:54

 16日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=112円近辺。  サウジアラビアと米国の関係悪化に伴う地政学的リスクの高まりを背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は111円台後半で始まった後は、小確りで始まった日経平均株価が引けにかけて上げ幅を拡大したことに加え、時間外取引で米長期金利が上昇していることからドル買い・円売りが優勢となり、112円近辺での推移となっている。ただ、日米貿易協議で為替条項が導入される恐れがあるほか、近く公表される米財務省の半期為替報告書でもドル円への言及が気掛かりとなっているため、積極的なドル買い・円売りにはつながっていないようだ。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ