外為市況=円相場は112円台半ばでもみ合い推移

2018/10/20 6:00:00

 週末19日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台半ば。
 米国の株安が一服したほか、来月アルゼンチンで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて、米中首脳会談が開かれるとの報を受けて、貿易摩擦への警戒感が後退。投資家のリスク回避姿勢が後退したため、円は弱含む展開。概ね1ドル=112円台半ばでもみ合い推移となった。
 ユーロは反発。欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)が、イタリアの来年度予算を巡る対立を緩和したいとし、欧州連合(EU)はイタリア予算についてまだ何も決定していないと述べたほか、イタリア地元紙が、イタリア政府は2019年の財政赤字の目標を現在の2.4%から2.1%に上方修正する可能性があると報じた。これを受けてユーロ買いが優勢となり、1ユーロ=1.15ドル台までユーロ高・ドル安が進んだ。

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