外為市況=米株高を背景に円売り先行

2018/10/26 6:00:00

 25日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台半ば。
 ロンドン時間帯までは、日経平均株価の大幅下落などを受けて円買い・ドル売りが進んだ東京時間帯での流れを引き継いで1ドル=112円台前半で推移。しかしニューヨーク時間帯に入ると、前日に600ドル超の大幅安となったNYダウ平均が値頃感などから買い戻しが膨らんだほか、良好な米主要企業の決算も買い戻しを誘って大幅反発。これを受けて投資家が過度なリスク回避姿勢を和らげたことから相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して売られ、概ね1ドル=112円台半ばでの値動きとなった。
 ユーロは対ドルで軟調推移。欧州中央銀行(ECB)定例理事会後の記者会見で、ドラギ総裁が最近の経済指標について「予想よりも多少弱い」と述べ、域内経済の勢いが最近弱まったと認めたことを受けてユーロ売り・ドル買いが先行する展開となった。

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