外為市況=NYダウの値動きに円は振り回される格好

2018/10/27 6:00:00

 週末26日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台後半。
 米中貿易摩擦の激化やイタリアの財政不安など国際経済情勢の先行きが不透明となる中、日本や中国などのアジア株のほか、欧州株の大半が下落。こうした流れを受けてNYダウ平均も大幅反落で寄り付いたため、投資家がリスク回避姿勢を強めたことから相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して買われる格好。一時は1ドル=111円台前半まで円高・ドル安が進行した。その後は円の買い過剰感が高まったほか、NYダウ平均が安値から値を戻したことも円買い・ドル売りの流れを一服させ、同112円近辺まで円が売られる場面もあったが、取引終盤にかけてNYダウ平均が再び下げ幅を拡大したことからジリジリと円は買われ、概ね同111円台後半で推移。全般的にNYダウ平均の値動きに振り回される格好となった。

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