外為市況=米中間選挙待ちで動意薄

2018/11/07 6:00:00

 6日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台前半。
 米中間選挙の投開票日を迎え、結果待ちのムードが強まるなか、ニューヨーク取引序盤は1ドル=113円台前半で推移した。その後は、米長期金利の上昇やNYダウ平均の堅調を眺めたドル買いが優勢となり、一時113円台半ばまで円が弱含みとなった。ただ、取引終盤にかけて持ち高調整のドル売りが見受けられ、再び113円台前半に水準を戻した。市場筋は「米中間選挙は上院では与党・共和党が過半数を獲得、下院では野党・民主党が過半数を獲得するシナリオが予想されるが、下院で共和党が善戦するとの見方もあり、波乱含みとなっている」と指摘した。
 ユーロは小動き。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る交渉進展への期待からユーロ買いが優勢となる場面があったものの、米中間選挙の結果待ちのムードが強まり、概ね1ユーロ=1.14ドル台前半で推移した。

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