外為市況=円相場は113円台前半

2018/11/08 6:00:00

 7日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台前半。
 アジア取引時間帯には、米中間選挙で与党共和党が下院で敗北したことで、トランプ大統領の政権運営への懸念が強まり、ドル売り・円買いが優勢の展開。一時1ドル=112円台後半まで円高・ドル安に振れた。ただその後は、明日まで開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちのムードが強まるなか持ち高調整のドル買いが入り、ニューヨーク取引時間帯は概ね113円台前半でもみ合う格好となった。
 米中間選挙の結果、トランプ大統領が掲げる追加減税や規制緩和などの実現が難しくなるとの見方が強まっているが、下院での敗北は予想通りであったほか、トランプ大統領が記者会見で野党民主党と「協力できることを望む」と表明。また、民主党のペロシ下院院内総務が、トランプ大統領や共和党と「超党派の協力に努める」と述べたことで、過度の警戒感にはつながらず、円相場は比較的冷静な反応になったとみられる。

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