東京外為市況=株高を背景に、113円台前半

2018/11/26 16:01:31

 週明け26日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台前半。
 世界景気の先行指標である原油相場の急落を受けて米株価が大幅安となったことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は113円近辺で始まった後は、小確りで始まった日経平均株価が引けにかけて上げ幅を拡大したことで円売り・ドル買いが優勢となり、113円台前半での推移となっている。
 ただ、市場の関心は今月末の20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて開催される米中首脳会談の行方に移っている。今回の米中首脳会談が物別れに終わり、中国からの輸入品すべてに関税を課す動きになれば、一部のポジティブな期待感が剥落し、短期的に株安・円高につながる可能性があるという。

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