外為市況=株高を受けて円は軟調

2018/11/27 6:00:00

 週明け26日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台半ば。
 東京株式市場の堅調推移を眺めてアジア市場では、投資家のリスク回避姿勢が後退。相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、1ドル=113円台前半まで円が弱含む展開。ニューヨーク取引開始後は、NYダウ平均の大幅高を眺めたドル買いが入り、113円台半ばまで円安・ドル高に振れた。感謝祭後に本格化した年末商戦の好調が報じられ、米国の個人消費拡大への期待もドル買い要因となっているとの見方もある。ただ、29日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演や、30日から開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて予定されている米中首脳会談の結果を見極めたいとの思惑もあり、ドルの上値は抑えられた。

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