外為市況=円相場は、G20結果待ちで動意薄

2018/12/01 6:00:00

 週末30日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台半ば。
 28日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言や、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けた米国の利上げ停止観測に伴う、ドル売りの流れが一服するなか、本日から始まった20カ国・地域(G20)首脳会議や、米中首脳会談を控えて様子見ムードが強まる展開。ニューヨーク取引は1ドル=113円40銭〜50銭台の狭いレンジでもみ合い推移が続いた。取引終盤に米国の金利上昇を手掛かりにドル買い・円売りが優勢となり、113円60銭台まで円が弱含んだ。
 ユーロは軟調。ユーロ圏消費者物価指数の伸びが鈍化したほか、改善が見込まれていた失業率も横ばいに留まった。また、イタリアの第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.1%減で、2014年第2・四半期以来、4年ぶりのマイナス成長となったことを嫌気してユーロ売りが優勢の展開。1ユーロ=1.13ドル台前半までユーロ安・ドル高に振れた。

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