外為市況=円はジリ安、113円台後半で推移

2018/12/04 6:00:00

 週明け3日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台後半。
 トランプ米大統領と習近平中国国家主席は1日、20カ国・地域(G20)首脳会議後に開いた首脳会談で、両国間の貿易戦争を「一時休戦」とすることで一致。米国が年明けに予定していた対中追加関税の25%への引き上げを当面凍結する一方、中国側が知的財産権の保護強化などに向けた協議を始めることに同意した。両国の貿易摩擦の悪化がひとまず回避されたことで、週明けの各国株式市場では買い安心感が広がり株価が大幅に上昇。米株式市場でもこうした流れが波及したことで投資家はリスク回避姿勢を弱め、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対してジリジリと安くなり、概ね1ドル=113円台後半で推移した。11月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が予想を上回る良好な内容となったことも円売り・ドル買い要因となった模様。

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