外為市況=米株価の急落などを眺めて円買い優勢

2018/12/05 6:00:00

 4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台後半。
 1日の米中首脳会談で貿易戦争の「一時休戦」で両国首脳が一致したものの、この日はこうした結果に対して改めて懐疑的な見方が広がり、日米欧など主要株式市場で株価が急落。特にNYダウ平均は、トランプ米大統領がツイッターで「私はタリフマン(関税の男)だ」と述べたことを受けて売りが膨らみ、一時前日比で800ドル超の下落幅を記録したことから投資家がリスク回避姿勢を強めたため、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して買いが優勢の流れ。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が、連邦準備制度理事会(FRB)は来年も追加利上げを継続していくとの見通しを示したことで円安・ドル高に振れる場面もあったが、トランプ氏のツイッターを受けてこうした流れは打ち消され、1ドル=112円台後半まで円高・ドル安が進行した。

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