外為市況=世界的な株安を背景に円は買われる

2018/12/07 6:00:00

 6日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台半ば。
 カナダ当局が米国の要請に基づき、対イラン制裁に違反した容疑で中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)兼副会長を逮捕していたことが判明。これに対し中国は米国とカナダを批判し、孟CFOの釈放を要求していることから「一時休戦」となっていた米中貿易摩擦をめぐる懸念が再燃。アジアに続き欧州や米国の株式市場でも株価が急落して世界的な株安となったため、投資家のリスク回避姿勢が強まって相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して買われ、一時は1ドル=112円台前半まで円高・ドル安が進行。ただ、その後は円の買い過剰感が高まったことや、本日発表された主要な米経済指標が総じて良好だったことなどを背景に過度な円買いは一服。概ね同112円台半ばでの取引となった。

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