外為市況=低調な米雇用統計を受けて円は堅調推移

2018/12/08 6:00:00

 週末7日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台後半。
 市場の注目を集めていた11月米雇用統計は、非農業部門就業者数と平均時給(前月比)の伸びがそれぞれ市場予想を下回るなど総じて低調な内容。これを受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを鈍化させるとの見方が広がり、円はドルなどに対して買われる格好。また、低調な米雇用統計を受けて米経済の先行きに警戒感が強まったことから米株価が大幅下落し、投資家がリスク回避姿勢を強めたことも相対的に安全な通貨とされる円の買いを促し、概ね1ドル=112円台後半での取引となった。

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