外為市況=株価動向を眺める中、113円台前半

2018/12/12 6:00:00

 11日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台前半。
 本日発表された11月の米卸売物価指数とコア指数がともに市場予想を上回ったことに加え、ブルームバーグ通信が中国が米国車に課している報復関税の引き下げに動くと報道したほか、トランプ米大統領がツイッターに「中国とは極めて建設的な対話が行われている。重要な発表に注目するように」と書き込んだことを背景に、米中による貿易摩擦の緩和に向けた協議が進展するとの期待感が広がり、投資家のリスク回避姿勢が後退したため、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となる場面も見られたが、米株価が引けにかけて一時マイナス圏に値を沈めるなど不安定な値動きとなったことからドル買いは限定的となり、113円台前半での推移となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ