外為市況=世界的な景気減速懸念を背景に、113円台前半

2018/12/15 6:00:00

 週末14日の外国為替市場の円相場は、1ドル=113円台前半。
 来週18〜19日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて模様眺め気分が広がる中、ユーロ圏の経済指標が市場予想を下回ったうえ、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が前日に続きハト派的発言を述べたことで、ユーロが対ドルで軟調となったことからドル買い・円売りが優勢となり、一時は113円台後半を付けていた。ただ、その後は中国の経済指標が低調な内容となったことをきっかけにした世界的な景気減速懸念を背景に、米株価が大幅安となったことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となったため、113円台前半での推移となっている。

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