外為市況=欧米株安を眺めて円高進行、112円台後半

2018/12/18 6:00:00

 週明け17日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台後半。
 世界的な景気減速懸念を背景に欧米の株式市場が下落。投資家がリスク回避姿勢を強めたため、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢の展開。また、トランプ米大統領が「連邦準備制度理事会(FRB)は、いまだに追加利上げを考えている」とツイッターに投稿したほか、ホワイトハウスのナバロ通商製造政策局長が、米経済は成長しているものの物価上昇は見られていないため、FRBは今週の会合で利上げを決定するべきではないとの考えを示したことで、112円台後半まで円高・ドル安が進行した。市場では「FOMCでは追加利上げが決まるとの公算が大きい。ただ、来年の利上げペースが鈍化するとの思惑があり、ドルの先安観に繋がっている」との指摘が聞かれた。

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