外為市況=円相場は、一時3カ月半ぶりの110円台後半

2018/12/21 6:00:00

 20日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円絡み。
 世界的な景気減速懸念から欧米の株式市場が下落。投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢の展開。21日に期限を迎える米国のつなぎ予算に絡み、米上院が可決した来年2月8日までの暫定予算に、トランプ米大統領が署名しない意向と報じられ米政府機関閉鎖への懸念が再燃。また、英国の欧州連合(EU)離脱について、英政府が国民や企業への助言をまとめた準備書で、合意なきブレグジットの「可能性は低い」の記述が改められ、単に「合意がない場合」と表記されたため、合意なき離脱により欧州経済に悪影響が及ぶとの見方も投資家のリスク回避を促す格好となり、円相場は一時1ドル=110円台後半を付け、3カ月半ぶりのドル安・円高水準を付けた。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ