東京外為市況=株価動向を眺めながら、111円台前半

2018/12/21 16:14:21

 週末21日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半。
 トランプ大統領は20日、暫定予算が21日に失効することに伴う新たなつなぎ予算案への署名を拒否する意向を表明し、政府機関閉鎖の可能性が再燃したことを背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は111円台前半で始まった後は、軟調に始まった日経平均株価が一時2万円割れを試したことから、111円割れを試す場面も見られたが、引けにかけて株価が下げ渋ったことに加え、週末の3連休を控えたポジション調整の円売り・ドル買いに巻き戻され、111円台前半での推移となっている。市場では、世界景気の減速懸念が拭えない中、足元で低調な米経済指標が相次いでいるうえ、米政府機関の一部閉鎖懸念が再燃しており、米国を中心に株安連鎖が続くようであれば、円買い圧力が高まり、110円割れとなる可能性もあるという。

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