外為市況=投資家のリスク回避姿勢が再燃し、110円台後半

2018/12/28 6:00:00

 27日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半。
 トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設予算をめぐり、財源を確保するまで「いくらでも待つ」と発言したことを受け、政府機関閉鎖が長引くのではないかとの懸念が広がっているうえ、トランプ氏が米企業に対し、安全保障上の重大な脅威となる恐れのある海外メーカーの通信機器の使用を禁じる大統領令を来年1月にも発動すると報道。中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)を米市場から閉め出す狙いがあり、米中「貿易戦争」の長期化に対する警戒感が強まっていることなどを背景に、投資家のリスク回避姿勢が再燃し、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、110円台後半での推移となっている。

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