外為市況=強弱材料が交錯する中、110円台前半でのもみ合い

2018/12/29 6:00:00

 週末28日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
 世界的な景気減速懸念がくすぶる中、米政府機関の一部閉鎖が与野党の対立で長期化するのではないかとの懸念がドル売り材料となる一方、中国税関総署が28日、米国産コメの輸入を許可したと発表。貿易戦争が始まる前の2017年7月に合意していた案件とはいえ、両国関係はさほど冷え込んではいないとの見方が広がったほか、米代表団が19年1月7日から北京を訪問するとの報道もあり、米中貿易摩擦に対する警戒感がやや和らいだことなどがドル買い材料となるなど、強弱材料が交錯したため、110円台前半でのもみ合いとなっている。

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