外為市況=世界経済の先行き懸念が強まり、一時104円台後半

2019/01/04 6:00:00

 3日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 米アップルが2日、今月29日に発表する2018年10〜12月期決算の売上高見通しを下方修正した。中国での販売が振るわなかったことが主因だといい、米中「貿易戦争」を背景に世界経済が減速するとの懸念が強まり、安全資産としての円買いが加速し、オセアニア時間帯に一時昨年3月以来約9カ月ぶりの円高ドル安水準となる104円台後半を付けた。その後すぐに107円台に水準を戻したが、この流れが尾を引き、ニューヨーク市場で本日発表された12月のADP全米雇用報告・民間就業者数が市場予想を大幅に上回る良好な内容となったものの、市場の反応は限定的となり、概ね107円台半ばでのもみ合いとなっている。

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