外為市況=良好な米雇用統計を受け、108円台半ば

2019/01/05 6:00:00

 週末4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 本日発表された12月の米雇用統計で、景気動向を反映する非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回ったうえ、失業率は前月から上昇したものの、連邦準備制度理事会(FRB)が想定する長期水準を依然下回り、堅調な景気を背景とした雇用の改善を示したほか、物価上昇の先行指標として注目される平均時給が昨年10月と同水準の約9年半ぶりの高い伸びとなったことを背景に、ドル買い・円売りが優勢となり、円相場は108円台半ばでの推移となっている。また、中国商務省が7、8日に米中次官級の通商協議を実施すると発表したことも、貿易摩擦解消への期待感につながり、安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きもみられたようだ。

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