外為市況=円相場は一時109円台前半

2019/01/09 6:00:00

 8日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 米中両政府による次官級の貿易協議では、中国による知的財産権の侵害問題や対米貿易黒字の削減について話し合いが行われた。トランプ米大統領がツイッターに「(貿易協議は)非常にうまくいっている」と投稿したため、米中間の貿易摩擦緩和への期待から、米株価が上伸。投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが優勢の展開。一時1ドル=109円台前半まで円安・ドル高が進んだ。しかし、ドル買い一巡後は持ち高調整のドル売りが入り、108円台半ばまで水準を戻す格好となった。市場筋は「明日公表される昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が注目材料となる」と語った。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ