外為市況=円相場は強含み、108円台前半

2019/01/15 6:00:00

 週明け14日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 本日発表された中国の貿易統計で昨年12月の輸出が前年同月比4.4%、輸入は7.6%それぞれ減少。輸出は2年ぶり、輸入は2年5カ月ぶりの大きなマイナス幅となったことで、同国経済の鈍化懸念が強まったため、投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢の展開。一時1ドル=107円台後半まで円高・ドル安が進んだ。しかしその後は、米通商代表部(USTR)が、連邦政府機関の一部閉鎖が続いているものの、通商交渉などの業務は継続すると発表したほか、トランプ米大統領が、中国は交渉を望んでいると強調した上で「われわれは中国と大変うまくやっている。中国とは妥結できると思う」と語ったと伝わると、ドルを買い戻す動きが優勢となり、108円台前半に水準を戻してもみ合いとなった。

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