外為市況=円は軟調、109円台前半

2019/01/17 6:00:00

 16日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円付近。
 英国の欧州連合(EU)からの離脱をめぐる合意案が15日の下院議会で否決されたものの、否決が予想されていたことに加え、一部では離脱延期観測が浮上していることから、投資家の過度のリスク回避姿勢が後退したため、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが優勢の展開。米国の大手金融機関の好決算が相次ぎ、米株価が堅調に推移したこともドル買い・円売りを誘う格好となり、一時109円台に乗せた。ただ、米金融当局者らによる最近のハト派的発言や、米政府機関の一部閉鎖の長期化などがドルの上値を抑える格好となり、その後は109円付近でもみ合い推移となった。

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