外為市況=円相場は109円台前半に軟化

2019/01/18 6:00:00

 17日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台前半。
 欧州株式市場が軟調に推移したため、投資家のリスク回避的な円買いが入り、1ドル=108円70銭〜80銭台で推移する場面がみられたが、その後は、米長期金利の上昇を手掛かりにドル買いが優勢となり、概ね109円付近で推移した。本日発表された米失業保険申請件数が良好な内容であったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のクォールズ副議長が「米経済の情勢は極めて堅調」との見解を示したこともドル買いを促したとみられる。取引終盤にNYダウがプラス圏に浮上したことで、一段とドル買いが優勢となり、109円台前半まで円安・ドル高に振れた。一部の米メディアが、「米国が中国の関税引き下げを検討」と報じたことがドル買いを誘ったとの見方もあるようだ。

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