外為市況=米株価の上伸を眺めて、円は一時110円に迫る

2019/01/26 6:00:00

 週末25日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。
 米株価の上昇を眺めて、投資家のリスク回避姿勢が後退したことから、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが優勢となり、一時1ドル=110円に迫った。しかしその後は、米国の長期金利の低下を受けたドル売りが入り、109円70銭付近まで円高方向に切り返す動きとなった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利は据え置かれる公算が大きいなか、一部メディアがバランスシートの縮小を一時停止する可能性を報じたことで思惑が交錯した。また、取引終盤にトランプ米大統領がつなぎ予算に署名する意向を示し、政府機関閉鎖が解除される見通しとなった。ただ、ドル・円相場の反応は鈍く、109円60銭〜70銭台でもみ合う格好となった。

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