外為市況=FOMC待ちで動意薄

2019/01/29 6:00:00

 週明け28日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台前半。
 米建設機械大手キャタピラーの決算が中国の需要減退で低調な内容となり、中国の景気鈍化や米中貿易摩擦への懸念が再燃。これを受けて米株価が大幅下落となったため、投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢の展開。ニューヨーク取引は1ドル=109円台前半で始まった。米長期金利の低下もドル売り・円買いを促した。米国の政府機関閉鎖はひとまず解除されたものの、トランプ米大統領が壁建設予算をめぐって与野党が合意する確率は低いと語ったと報じられ、再度閉鎖に追い込まれるとの見方が投資家心理を圧迫している。ただ、米中閣僚級通商協議や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのムードも強く、その後は、109円台前半でもみ合い推移となった。

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