外為市況=円相場は一時110円台前半

2019/02/05 6:00:00

 週明け4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。
 前週の米雇用統計や、ISM製造業景況指数を受けたドル買い・円売りの流れが継続。一時1ドル=110円台前半を付け、約2週間ぶりの円安・ドル高水準となった。ただその後は、昨年11月の米製造業受注が前月比0.6%減と、市場予想(0.2%増)に反して大幅減少となったことを眺めてドル売りが優勢となり、概ね109円台後半で推移した。市場では、5日のトランプ米大統領の一般教書演説や、6日のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を見極めたいとの思惑が強く、積極的な商いを手控える向きも目立った。また、市場筋は「前週の雇用統計が良好な内容となったものの、米経済の先行きへの懸念も根強い。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止観測も意識されており、ドルの上値は抑えられた」と指摘した。

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