外為市況=109円台後半でこう着

2019/02/09 4:08:49

 週末8日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。
 主要な経済指標の発表がなく決め手材料に欠けるなか、前日に欧州委員会やイングランド銀行(英中銀)が経済成長見通しを下方修正したことや、米中貿易協議の先行き懸念から、欧米株価が軟調に推移しており、投資家のリスク回避的な円買いが継続。概ね1ドル=109円台後半で推移した。市場筋は「来週再開される米中通商協議が注目材料となるが、前日にトランプ米大統領が、通商交渉期限の3月1日までに習主席と会談することはないと述べた事が投資家心理を冷やす要因となった」と語った。また、「米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ停止観測もドルの上値抑制要因となっており、市場では新たな材料待ちで様子見ムードが強まった」との指摘も聞かれた。

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