外為市況=円相場は軟化、一時111円台

2019/02/14 6:00:00

 13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円付近。
 米中貿易協議の進展期待に加え、米政府機関の再閉鎖への懸念が後退したことが引き続きドル買い・円売りを誘う格好となり、ニューヨーク取引は1ドル=110円台後半で始まった。その後は米株価の堅調推移を眺めて、投資家のリスク選好姿勢が強まったこともドル買いを誘い、110円90銭台までドル高・円安に振れる展開となった。本日発表された1月の米消費者物価指数は3カ月連続で前月比横ばいで、米国のインフレが引き続き抑制されていることが示され、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げを見送る根拠となるとの思惑が浮上したため、ドルの上値が抑えられる場面がみられたものの、取引終盤に111円台前半まで円が軟化、昨年12月下旬以来のドル高・円安水準となった。市場筋は「111円台に乗せたことで、200日移動平均線が通る111円30銭付近が目先のターゲットとなる」と指摘した。

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