外為市況=円相場は110円台半ば

2019/02/20 6:00:00

 19日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
 日銀の黒田総裁が追加緩和の可能性に言及したことから、一時1ドル=110円80銭台まで円安・ドル高に振れたものの、商い一巡後は、米国の長期金利の下落を眺めてドルの上値は抑えられる展開。その後は、米一部メディアが米中貿易協議で米側から人民元を安定させるよう中国側に要請したと報じたことで、ドルが対人民元で下落。これに連れる格好で、ドル・円相場でもドルが軟調に推移し、110円50銭台まで円高方向に切り返す動きとなった。ただ市場では、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を待ちたいとの思惑もあり、取引終盤は110円台半ばでもみ合い推移となった。市場では「年内の利上げ停止やバランスシート縮小の早期終了などがFOMCで議論されたかが注目される」との指摘が聞かれた。

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