外為市況=米大統領の発言などを受け、円は売られる

2019/02/26 6:00:00

 週明け25日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半。
 本日は主要な経済指標の発表などがないことで様子見ムードが漂い、積極的な商いが控えられる場面もあった。しかしその後は、3月1日に予定されていた中国製品への関税引き上げの延期を前日に表明したトランプ米大統領が本日、米中通商協議について「合意は極めて近い」と楽観的な見方を示したことから、投資家がリスク回避姿勢を弱めて相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して売られる格好。また、同大統領の発言を受けて米株価が上昇したことも円売り・ドル買いの流れを促し、1ドル=111円台前半まで円安・ドル高が進行した。ただ、市場からは「トランプ氏は合意に至らない可能性はまだ残されているとも発言しており、協議の進展状況を慎重に見極める必要がある」との声も聞かれた。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ