外為市況=取引終盤にかけてドル安・円高進行

2019/02/27 6:00:00

 26日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
 本日発表された昨年12月の米住宅着工件数が予想を大きく下回ったものの反応は限定的。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委員会で証言を行ったが、これについても目立った内容が見られなかったことから反応は鈍く、取引中盤までは概ね1ドル=110円台後半でもみ合っていた。しかし取引終盤にかけて、英国のメイ首相が欧州連合(EU)の離脱期日の延期を容認し、合意なき離脱が回避される可能性が高まったことからユーロ・ドル相場でユーロ高・ドル安が進行。これがドル・円相場にも波及してドル安・円高が進行し、同110円台半ばでの取引となった。ただ、メイ首相は「離脱期日を延期したとしても、合意なき離脱という選択肢がなくなるわけでない」とも発言しており、今後の動向には依然注意を要する。

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