外為市況=良好な米経済指標を受けて円売り優勢

2019/03/01 6:00:00

 28日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半。
 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は本日、ベトナムの首都ハノイで2日間行った首脳会談を終えたが、非核化に関しての合意に達せず文書の署名が見送られたため、前日に生じた会談への期待感が消失して相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して買われ、一時は1ドル=110円台半ばまでドル安・円高が進行。しかしその後は、本日発表された昨年第4四半期の米国内総生産(GDP)速報値や2月のシカゴ購買部協会景況指数が予想を上回る良好な内容となり、これを受けてドルが主要通貨に対して上昇。ドル・円相場は一転してドル買い・円売りが優勢となり、同111円台前半までドル高・円安に振れた。

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