外為市況=米経済指標を受け、111円台後半

2019/03/05 6:00:00

 週明け4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台後半。
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が3日、米中両国が貿易協議で合意に至れば、互いの輸入品に昨年発動した制裁・報復関税の一部撤回を検討していると報道したうえ、最終合意を目指す首脳会談は3月27日前後に米国内で開催する方向で調整中と伝えたことを受け、米中貿易交渉が早期に妥結するとの期待感が広がり、海外市場では一時112円台を付けていた。ただ、その後のニューヨーク市場では、本日発表された昨年12月の米建設支出が増加予想に反して大幅なマイナスとなったことに加え、前週から発表されている米経済指標の大半がいまひとつ振るわず、米景気の先行き不透明感が広がっていることを背景にドル売り・円買いが優勢となり、111円台後半での推移となっている。

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