外為市況=米経済指標を受け、一時112円台

2019/03/06 6:00:00

 5日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台後半。
 中国の李克強首相は5日に開幕した全国人民代表大会(全人代)で、2019年の経済成長率の目標を2年ぶりに引き下げ、6.0〜6.5%と設定したが、一部で懸念されていたほどの低い水準ではなかったとして、海外市場では、安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となっていた。その後のニューヨーク市場でも、本日発表された2月の米ISM(供給管理協会)非製造業景況指数や18年12月の米新築住宅販売件数が市場予想を上回ったことからドル買い・円売りが強まり、一時は112円台前半を付ける場面も見られたが、ドル買い一巡後は米中貿易協議をめぐる不透明感から、積極的にドルを買い進むことが手控えられたため、111円台後半での推移となっている。

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