外為市況=米FOMCを受けて円買い加速

2019/03/21 6:00:00

 20日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半。
 日本時間21日の午前3時頃に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明や、その後行われるパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を待ちたいとの思惑から積極的な商いが控えられ、1ドル=111円台半ば付近でもみ合い推移となる場面もあった。しかしその後にFOMC声明が公表されると、経済と金融市場の情勢が予想通り推移すれば資産縮小を9月に停止するとしたことや、年内の利上げがない公算が大きいことが示されるなど、想定されていたよりもハト派的な内容だったことから円買い・ドル売りが加速。また、パウエル議長が記者会見で世界経済減速への懸念を表明したほか、利上げを急がない姿勢を示したことも円買い・ドル売りを誘い、同110円台後半まで円高・ドル安が進行した。

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