外為市況=過度な円高の流れは一服

2019/03/22 6:00:00

 21日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が前日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明は、今年の利上げ回数を2回からゼロに下方修正したほか、経済と金融市場の情勢が予想通り推移すれば資産縮小を9月に停止すると示すなど想定されたよりもハト派的な内容。これを受けて円買い・ドル売りが進んだ流れを引き継いで一時は1ドル=110円台前半まで円高・ドル安が進んだ。ただ、円買い一巡後は利益確定の円売りが見受けられたほか、本日発表された主要な米経済指標が総じて良好だったことも過度な円高・ドル安の流れを一服させる格好。概ね同110円台後半での取引となった。

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