外為市況=円相場は軟化、111円台前半

2019/04/02 6:00:00

 週明け1日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半。
 中国国家統計局が3月31日に発表した3月の製造業購買担当者景況指数(PMI)が50.5と、前月(49.2)から上昇、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を4カ月ぶりに上回った。また、英調査会社マークイットと中国メディア財新が1日に発表した同指数も2018年7月以来8カ月ぶりの高水準を記録したことで、同国の景気減速懸念が後退。また、世界の主要株式市場が堅調に推移したことで、投資家のリスク選好姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが優勢の展開。3月20日以来の円安・ドル高水準となる1ドル=111円台前半を付けた。2月の米小売売上高は低調な内容であったものの、税還付の遅れや寒波などの天候要因が影響したとの見方もあり、ドル・円相場への影響は限られた。

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