外為市況=円相場は動意薄、111円台半ば

2019/04/04 6:00:00

 3日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台半ば。
 アジア・欧州市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=111円台半ばで始まった。本日発表された3月のADP全米雇用報告・民間就業者数は予想より弱い内容であったものの、前月分が上方修正されたためかドル売り圧力は強まらず、同水準でもみ合いが続いた。その後、3月の米ISM(供給管理協会)非製造業景況指数の下振れで、111円30銭台まで円が強含む場面がみられたものの、米中貿易協議進展への期待がドルの下支えとなり、取引中盤以降は111円40銭台を中心に狭いレンジでもみ合い推移となった。市場では「米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長が、米中通商協議は進展しているとの認識を示したことがドル買いを誘ったが、週末の米雇用統計を待ちたいとの思惑も強く、積極的な商いを見送る向きも目立った」との指摘が聞かれた。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ