外為市況=円相場は111円台半ば、雇用統計待ちで動意薄

2019/04/05 6:00:00

 4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台半ば。
 アジア・欧州市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=111円台半ばで始まった。本日発表された週間失業保険申請件数が良好な内容となったほか、米メディアが「トランプ米大統領が習近平中国国家主席との会談日程を発表する見込み」と報じたことで、米中通商合意への期待か強まったため、ドル買い・円売りが優勢の展開。111円台後半まで円安・ドル高に振れた。しかし、米ホワイトハウスが報道を否定したことで、ドルの失望売りが誘われ111円台半ばに水準を戻す展開となった。市場筋は「引き続き米中貿易協議の進展が注目材料となる。また、明日は米雇用統計の発表を控えており、取引終盤は模様眺めムードが強まった」と指摘した。

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